◯ Nigel Cabourn - 40s US CLIP JACKET MODIFY - DARK GREEN

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ナイジェルケーボン《40s USクリップジャケット - モディファイ》ダークグリーン


MA-1と40年代のUSクリップジャケットを組み合わせたデザインです。米海軍がデッキジャケットに用いたことからそう呼ばれるクリップは片手で素早く、たとえ暗闇でも解放して脱ぎ捨てる事が出来るため常に沈没の危険を考慮すべき、特に戦闘艦にはうってつけの仕様でした。片手、グローブという共通の要素から消防士の防火コートにも転用され、ファイヤーマンクリップの異名も有ります。時代を遡れば、これらの発生のはるか以前、第1時大戦の英国陸軍にたどり着きます。第1時大戦の特に初頭は歩兵どうしの肉弾戦がすなわち戦闘でした。その中で最も強力な手段は歩兵による一斉突撃でした。そのために前線に強大な塹壕を掘り、兵士はその中で食事をし眠り、塹壕を掘り進め、そして突撃していったのです。前線となった欧州北部を上空から俯瞰すれば、巨大で長い塹壕がうねうねとのたくりながら、まるでそれそのものが意思を持つかのように海を目指して伸びていくようでした。第1次大戦がすなわち塹壕戦と呼ばれ、また別命を「海へのレース」と呼称された所以です。こうした塹壕戦で英国陸軍兵士が運用した、まるで着用するテントのように分厚く重く頑丈なコートを固定していたパーツこそが、本製品のクリップパーツです。


(サイズ)
50(L) (肩幅52.5cm 身幅70.0cm 着丈63.0cm 袖丈65.0cm)
52(XL) (肩幅54.5cm 身幅73.5cm 着丈65.5cm 袖丈65.5cm)


(素材)
表地 コットン100%
別地 ナイロン65% コットン35%
裏地 毛87% ナイロン10% その他3%
リブ ポリエステル100%


(生産国)
日本

 

《Nigel Cabourn ナイジェル・ケーボン》
1949年イギリス生まれ。
17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。
カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。
3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。
本格的に海外への展開を開始。
1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。
ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。
ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。