Nigel Cabourn

◯ Nigel Cabourn - BRITISH ARMY PANT - VINTAGE TWILL - OLIVE

  • ¥ 31,900 - tax in
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Nigel Cabourn - BRITISH ARMY PANT - VINTAGE TWILL - OLIVE




Nigel Cabourn - BLANKET JACKET - DARK ORANGENigel Cabourn - BLANKET JACKET - NAVY
素材はヴィンテージ・ツイル。打ち込みが良く繊細でしっかりしたツイル生地で、数十年経過したツイル生地の持つドライタッチを見事に再現している事が最大の特徴。米語ではTWILL(ツイル)、英語ではDRILL(ドリル)、あるいは太番の組織を特にドリルとも呼称します。 いずれも綾織の事です。 斜紋織(しゃもんおり)とも言われるように斜めに流れるラインが生地表面に出ます。平織、繻子織と並んで織物組織では最も代表的な構造です。使用する糸の性質や太さあるいは製織の密度などの関連がありますので一概には言えませんが、平織は引き裂き強度に弱い性質があります。タテかヨコ方向の力に対して一本の糸の一点に垂直方向から力が集中する事が理由です。繻子織りは織りとからまない糸が表面に露出する距離が長いので引っかけに弱い性質があります。 ドリルは引き裂きの原因となる力を斜めに受け流し、生地全体で耐えるため丈夫です。そのためワークウェアやミリタリーウェアに多用される組織です。 ナイジェル・ケーボンの所有するミリタリーウェアは、そのほとんどが製造から50年から100年の時を経過しています。そのため織り上げられた生地は着用された環境と相まって経年変化し独特の風合いを持ちます。その多くは長い時の流れで糸の水分が飛び太陽光などの影響も受け、かさかさにパサついたドライタッチと張り感を持つことが大きな特徴です。これらの特性を糸の素性と製織設計や仕上げのレシピなどオリジナルで施す事により現代に蘇らせています。 見方によってはとても地味な普通のコットン綾織に見えますが、ここにはヴィンテージファブリックに対する深い造詣とどれを再現する事のできる優れた知識と高い技術が集約しています。



(SIZE)
32(W 84cm 股上 35cm 股下 78cm わたり幅 35cm 裾幅 25cm)
34(W 88cm 股上 36cm 股下 80cm わたり幅 36.5cm 裾幅 25.5cm)
36(W 92cm 股上 37cm 股下 82cm わたり幅 37.5cm 裾幅 26cm)


(素材)
COTTON 100%


(生産国)
JAPAN


《Nigel Cabourn ナイジェル・ケーボン》

1949年イギリス生まれ。
17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。
カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。
3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。
本格的に海外への展開を開始。
1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。
ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。
ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。