Nigel Cabourn woman

Nigel Cabourn woman - 3-PACK TEES - WHITE

  • ¥ 15,400 - tax in
  • SOLD OUT

ナイジェルケーボン ウーマンズ《3パック Tシャツ》ホワイト

3枚セットのTシャツ自体は珍しくありませんが、ナイジェル・ケーボンらしいちょっと変わったアプローチによって誕生しました。ポイントは撚糸。撚糸とは、脱脂綿のようなワタの短繊維を撚り合わせて一本の糸にする事です。 本製品では3 種類の撚糸方法に着目して製品化しました。


リング紡績糸
1830 年代くらいに開発。それ以前は糸車をくるくる回す手紡ぎであったので、機 械による最も古く最も基本的な紡績方法と言えます。 スライバー(紡績する前の状態で、ステープルファイバー(短繊維) の方向だけ を揃えた脱脂綿のようなかたまり) を粗く糸状にしたものをローラーで引きだし、ボビ ンの周りを回転する金属製の回転するリングに通しボビンに巻き取っていきます。こ の時、ボビン自体も高速で回転するため、両者の動きと速度によって撚糸される仕 組みです。リング紡は現代に継承され続けている紡績の手法であり、そのタッチも極 めてオーソドックスな安定性があります。


オープンエンド紡績糸
1950 年代に誕生。 まさか空気の力で紡績するとは・・・。 リング紡の時代には想像もしなかったかもしれません。 スライバーをさらに細かい固まりにして、オープンエンド紡績機に入れます。機械 の中ではステープルファイバーがバラけて空気の渦の中で再び収束しながら、撚りが かけられ紡績する方法です。遠心力により外殻に比較的粗い繊維が集まるため糸の 表面に適度な硬さが生じ、パサついたドライタッチが特徴です。


VORTEX 紡績糸
日本の最新技術が凝縮。 圧縮空気の旋回流によって、ステープルファイバーの先端が、糸断面の中心に収 束し、そこから糸の外殻に向かって一定に規則正しく均一に精紡されます。ステー プルファイバーの後端は他のステープルファイバーに綺麗に一定のテンションで巻き 付くため、毛玉、毛羽が少なくなります。またステープルファイバーの先端の収束 する糸中心は、ほぼ無撚状態になるため糸自体の型くずれも解消されます。現代の 日本の紡績技術を駆使した画期的な製法です。短繊維の毛羽は糸の中に潜り込むため非常になめらかなタッチになる事が特徴です。


(SIZE)
1830`s
8 (M) (肩幅 51cm 身幅 60cm 着丈 51cm 袖丈 23cm)
10 (L) (肩幅 53cm 身幅 62cm 着丈 53cm 袖丈 24cm)

1950`s
8 (M) (肩幅 ラグラン 身幅 59cm 着丈 51cm 袖丈脇下から 16cm)
10 (L) (肩幅 ラグラン 身幅 61cm 着丈 53cm 袖丈脇下から 17cm)

1990`s
8 (M) (肩幅 39cm 身幅 45cm 着丈 64cm 袖丈 25cm)
10 (L) (肩幅 41cm 身幅 47cm 着丈 66cm 袖丈 26cm)


(素材)
COTTON 100%


(生産国)
JAPAN


《Nigel Cabourn ナイジェル・ケーボン》

1949年イギリス生まれ。
17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。
カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。
3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。
本格的に海外への展開を開始。
1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。
ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。
ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。