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Isabella Stefanelli season X “Simple shape” for PHAETON


糸の選定から織構造の構築にまで至る生地開発、パターンメイキングから縫製、仕上げまでを自身でデザインするイザベラ・ステファネッリによるコレクションは、土台となるその背景やコンセプトの上に立つことで、より美しく力強いものとなり、唯一無二の存在感を放ちます。

2021年、特殊な環境の中迎えた10回目のコレクションは “Simple shape” というタイトルが付けられました。

自身のアトリエで彼女自身が織機で生地を織っていく中での閃きや気づきを、生地の質感や色調に落とし込み、それと同時に新しいコレクションのテーマやストーリーたちに輪郭や温度を与えていくという過程を経て彼女のコレクションは生み出されます。

コロナ禍という世界中の人々が初めて経験する状況の中で、長い期間外に出ることもままならならず、ある意味では自分自身を振り返る機会を得ました。イザベラ・ステファネッリはその時間の中で、自分の魂を見つめ直した結果、自分の本当に作りたいものを作ろうと取り組んだのが今回のコレクションです。

今回の織り生地はロックダウン直前に、本格的な手機織機を自分のアトリエに導入し、ヤーンの手配が全て済んでいたこともあり、よりオリジナル生地の作成に力を入れることができました。

機屋から仕入れている生地はイタリアのソルビアッティ社のもので、全てリネン100%のものを使用しています。 いままでのコレクションに比べ、使用している生地の種類が少ないのですが、手織りが増えたことと、コロナ禍の影響で生地の供給に遅れが出る可能性などを考慮し、敢えて絞り込んだラインナップとなっています。

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CLOTHING


偉大なる先人や自身の生き方に影響を与えた人たちへの敬意を込めてその名が付けられたアイテムが放つ魅力は、生地、デザインと構造、縫製仕様そして染色といったプロセスの複雑な関わりが生み出しており、それらの裏に潜むコンセプトや物語に起因しています。

ブランド独自のパターンワークや縫製仕様のベースはそのままに着実に進化を続ける handwoven fabricや英国の伝統生地を全く新しい次元に引き上げる Isabella Stefanelli のクラフトワークをお楽しみください。





FABRIC


イザベラの手織り|縦糸リネン、横糸にコットン・コットンリネンなどを使用しています。手機織機で織るにあたり、非常にチャレンジングな取り組みが行われています。イザベラのフェイバリットであるクラシックの名曲、「エリックサティ/ジムノペディ第1番」を、織り機の縦糸の設定を楽譜をもとに行い、織りの密度で曲を表現しています。詰まっていたり広がっていたりという絶妙な間隔は、イザベラの感性とこの楽曲の旋律がもたらしたものです。今回の織り生地は、イザベラ本人が全て手機織機で織っています。ロックダウン直前に、本格的な手機織機を自分のアトリエに導入し、ヤーンの手配が全て済んでいたこともあり、よりオリジナル生地の作成に力を入れることができました。


バイカラー|バイカラーの織りはイザベラが今回最もチャレンジしたかった素材です。表身頃には黒、後身頃は白がくるといったようなバイカラー構造となっています。通常は生地が縦に使われるため横縞の服になりますが、イザベラの特殊なパターン取りと織りの作りによって縦縞のつなぎ目が表身頃と後身頃の間にくるようになっています。また、綾織構造の場合2×2の作りでは表裏が同じ表現、1本取り×3本取りで作っている生地もあり、 そちらは裏がぐっと濃くなるようになっています。


ストール|今回作られた殆どの織り構造を詰め込まれたストール。イザベラのアトリエに本格的な機織機を導入してすぐの頃に織ったものです。最初のうちは織り機の設定をしておらず甘め緩めの織りしか作れなかったため、使われる予定ではなかった生地でした。しかし、ストールとして使用するにはむしろ良い網目だったため、ストールとして発表されることになりました。品番名の「ME」は「私自身」とイザベラが名付けたもの。


刺繍/DOODLE|イザベラにとって1着1着が我が子のような存在であり、そこに何か加えてやりたいと、本人の手によって刺繍が施されているモデル。 刺繍糸はイザベラが作った刺繍用の専用ヤーン。ナチュラルと黒の組紐のTERRA、1種類だけ日本のヤーンがあり、和紙を使ったテープヤーンのPAPER。グレーとピンクとエクリュとの組紐のRABBIT、ダークネイビーとダークブラウンの組紐で作ったOCEANがあります。


LINO|唯一今回機屋から仕入れている生地はイタリアのソルビアッティ社のもので、全てリネン100%のものを使用しています。いままでのコレクションに比べ、使用している生地の種類が少ないのですが、手織りが増えたことと、コロナ禍の影響で生地の供給に遅れが出る可能性などを考慮し、敢えて絞り込んだラインナップとなっています





LEATHER BAG


イタリアの名門タンナーのベジタブルタンニング・カーフレザーのヌメのみを使用し、自身が培ってきたテーラリングテクニックや縫製方法を用いて全ての工程を手縫いで行なっていること、そして商品に用いるパーツの全ても彼女自身の手によって加工や成形されたものであることが特徴としてあげられます。今シーズンは、異素材の組み合わせと配分が特徴です。

自身で洗いをかけてフェルティングした生地をベースにして底面や側面などのパーツにレザーを使うことで、ソリッドなレザーのテクスチャと生地の温かみのある質感のコントラストを表現しています。また、リバーシブルで使えるのも嬉しいポイントです。

Handleshop、Duffle, Sac, Sachet という今シーズン発表された全モデルをベースに、組み合わせて使う生地を御社別注仕様にてイザベラの手機生地を中心に製作しています。

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