Twogetherというコンセプトについてですが、いくつかの自分自身の考えやヴィジュアルのイメージが基になっています。どちらが先なのかと問われると、現時点ではどちらでもなく自然と、と言うほかありません。あえて言えば、Warp C素材が2つの異なるパートに分けられていると言う視覚上におけるコンセプトを最も明確に体現していると言えます。
コンセプトにつながる個人的な感情としては、Covidと言う困難を経て人々が一つになりたいという意志、事実私たちは皆一緒なんだと言う安心感、また自分自身の内面に潜む2つの自分を発見すると言う個人的な体験、そしてたとえ自宅に閉じ込められていても私たちは他人を感じると言うことが挙げられます。
さまざまな生地やヤーンのデザインを通じて、私たち自身の心の形や人々の持つ考えを視覚化することを目指しました。なので、タイトル自身が私たちが経験したことへの悲しみ、そして人と人が再会する旅路を表現するストーリーテラーでもあります。