Nigel Cabourn

RED WING × Nigel Cabourn - MUNSON B-5 CHUKKA - BLACK

  • ¥ 60,500 - tax in
  • SOLD OUT

レッドウイング × ナイジェルケーボン《マンソン B-5 チャッカブーツ》ブラック

2012 年の Dr. マンソン・ブーツに続く、レッド・ウィングとナイジェル・ケーボンのコラボレーション第二弾は、 第一次世界大戦時に英国軍のコンバットブーツとして造られていたB-5 ブーツに着想を得て、 それに両ブランドのテイストを加えてチャッカブーツに仕上げた、「マンソンB-5 チャッカ」。 この英国軍のB-5 ブーツを、チャッカブーツに仕上げるに当り、レッド・ウィングとナイジェル・ケーボンは、この英国軍ブーツと同時代にアメリカ軍で使われたミリタリーラストであるマンソン・ラストを用い、 B-5 ブーツ同様、先芯を使わない仕様とし、その時代にアメリカのワークブーツの主流であったつま先のスタイル、キャップドトゥを採用しました。 マンソン・ラストは本来つま先の高さがあるタイプのラストですが、先芯を使わずに仕上げたことで、 そのボリューム感は控えめで、また履きこむと少しずつつま先が低くなってきます。 レザーには、レッド・ウィング社の自社タンナーでなめし、仕上げられたブラウンのクラスト(仕上げ前のベースレザー)にブラックの塗膜を施したブラック「クロンダイク」レザー所謂茶芯レザーを使用しました。 他ブランドとのコラボレーションを滅多にしないブランドとして知られるレッド・ウィング。 異なった業種の異なった文化を持つ二つのブランドがコラボレーションをして、 双方のブランドのアイデンティティをひとつの商品に体現するのは、簡単なことではないと考えているからです。 お互いがその道のスペシャリストとして妥協の無い活動を行っており、理解し合い、 リスペクトし合うからこそ実現した本コラボレーションをお楽しみください。

RED WING × Nigel Cabourn - MUNSON B-5 CHUKKA - BEIGERED WING × Nigel Cabourn - MUNSON B-5 CHUKKA - BLACK



MUNSON LAST

1912 年、マンソン博士がワシントンの陸軍学校の軍隊衛生学の教授であった時、 歩兵部隊用ブーツの為に開発したラストがマンソン・ラストです。 彼は4 年の歳月をかけて、約2,000 人もの兵士の足を調べ、靴のフィッティングについて調査して、 このマンソン・ラストを完成させました。 その後ミリタリーブーツのラストとして制式採用され続け、 現在でも一部のミリタリーブーツに使用されています。 マンソン・ラストの最大の特徴は、足の指先の並びに沿うように造られたつま先部の形状にあります。 つま先部の中心から親指にかけて大きく膨らむように造られたこのラストは、 足先を強く締め付けることがありません。 外反母趾やハンマートゥといった、靴が足に正しくフィットしていないことが原因となる病気が起こりにくい設計となっています。 また、つま先のデッドスペースを無くすことで、ソールや中底、 アッパーレザー等の浪費を防ぎ、靴を軽量化することも考慮してデザインされています。 このように、マンソン・ラストは見た目の美しさよりも兵士達の足を守ることと、 戦場で求められる機能性を追求してつくられたラストです。 第一次、第二次の両世界大戦期にミリタリーブーツを製造していたレッド・ウィングは、 このマンソン・ラストをワークブーツにも採用していました。 ワークブーツとミリタリーブーツはどちらも耐久性、機能性に加え足を保護することを重視してつくられています。 その為、ミリタリーブーツ用のマンソン・ラストは、ワーカー達にも広く受け入れられたのです。 1928 年のレッド・ウィングのカタログに掲載されているワークブーツは、 その半数以上がマンソン・ラストでつくられていました。


(SIZE)
MENS US 7D:25.0cm アウトソール 30cm 幅 11cm
MENS US 8D:26.0cm アウトソール 30.7cm 幅 11cm
MENS US 8 1/2 D:26.5cm アウトソール 31cm 幅 11cm
MENS US 9D:27.0cm アウトソール 31.5cm 幅 11.2cm
MENS US 9 1/2 D:27.5cm アウトソール 32cm 幅 11.2cm
MENS US 10D:28.0cm アウトソール 32.5cm 幅 11.5cm


(素材)
レザー


(生産国)
USA



《Nigel Cabourn ナイジェル・ケーボン》

1949年イギリス生まれ。
17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。
カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。
3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。
本格的に海外への展開を開始。
1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。
ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。
ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。