私たちのシグネチャーピースであるダブルブレステッドサックジャケット。 デザインインスピレーションとして1920年代頃のアーティストやジャズマンたちのユニフォームがベースとなっています。 高めに設定されたラペルの返り位置や、ボタンのバランス、ポケットフラップのライン、裄棉のみで構築されるコンフォートショルダーなど、、 クラシカルなディテールが詰まっていますが、快適に過ごせるようにと設計された、低めのそで山、ウエストシェイプの弱いAラインシルエットは カバーオールのように羽織っていただける、 紳士のユニフォームと言えるでしょう。 またオリジナルで仕上げたマテリアルもとてもユニークな表情を持っています。 今シーズン採用された生地は、オリジナルの撚り杢の糸で織られたクティと言うマテリアルとなります。(1930〜50年代のユーロアーカイブによく見られる太畝のピケ組織の生地を指す) 太畝ならではのユニークな表面感と、撚り杢糸の持つ色の奥行き感と、品の良い張り感が特徴となり、程よいビンテージを楽しめる事でしょう。