Nigel Cabourn

Nigel Cabourn - WW1 SHIRT SS (LINEN COTTON) - BEIGE

  • ¥ 28,600 - tax in
  • SOLD OUT

ナイジェルケーボン《WW1シャツ 半袖 (リネンコットン)》ベージュ

1910年代、英国陸軍によって運用されたシャツがベース。左胸には折り畳みナイフ専用ポケットがセットされています。胸板に対し並行な位置は固い金属製のナイフを収めた時に上半身の中で最も体の動きを阻害しない場所です。もしこれがタテの位置であれば、わずかですが前かがみになった際に体にあたる可能性があります。また、水平位置はフラップのボタンを外して、ナイフを取り出し易い配置。タテ位置であれば、ペンのようにつまんで引っ張り出すという複雑な作業が必要になります。ペンであれば何の問題もありませんが、一刻を争うナイフには不向きです。左胸にある事は、利き腕である右手で素早く取り出せるよう考慮されているからです。ファブリックはリネンコットンのバルマクロス。一般的にはバスケットウィーブ。平織の変形で、密度の高い部分と低い部分がはっきりと分かれています。密度の低い部分は風をとおし、空気を循環させます。高い部分はファブリック全体の強度を保ちます。全体のシルエットはコンパクトなデザイン。着丈は短めに設定され、スソがカーブを描きながら広がっていく形状もオリジナルビンテージに忠実。デスクの上でラインが描かれるトレンドベースのファッショナブルなガーメントにはなかなか出すことのできない微細なバランスがそこにはあります。ナイジェルケーボンの拘りが凝縮した、WW1シャツ。


(サイズ)
46 (M):肩幅 43cm 身幅 54cm 着丈 71cm
48 (L):肩幅 45cm 身幅 56cm 着丈 73cm
50 (XL):肩幅 47cm 身幅 58cm 着丈 75cm


(素材)
COTTON 60% LINEN40%


(生産国)
JAPAN

《Nigel Cabourn ナイジェル・ジョン・ケーボン》

1949年イギリス生まれ。
17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。
カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。
3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。
本格的に海外への展開を開始。
1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。
ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。
ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。